ebihara-architecture | 2018/12/04

2018/12/04

昨日、国土交通省が12/3に開かれた有識者会議で住宅・建築物に対する省エネルギー規制に関する今後の施策の方針案を示しました。

2020年から省エネルギーに関して一定の義務化のようなものが決まっているのですが、それをどう実施していくか、が不透明だったわけなのですが、発表された案は、小規模の建物については「設計時に建築士が省エネ基準への適合可否を説明することを義務付ける」というもの。

うーん。。ということは、適合してません、として説明して施主がOKならそれでいいのか?とも思ったり。どうなんでしょう。そんなわけないとは思いますけど、今後の動向に要注意ですね。

 

ちなみに、私は毎回省エネ計算を実施しています。少なくともUA値が基準値よりー10%が最低減の目安といったところですね。普通の予算で省エネ基準に適合しない、ということはまずありませんし。

ただし、上を目指すとキリがないので、省エネ基準も大事ですが、日射遮蔽や空気の流れ、また空調計画などとの兼ね合いが大事です。個人的には全館空調や全館の第一種換気は、家がサイボーグのようで好きではないので、極力パッシブに計画したいところですね。

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